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ハゲタカ・学会(predatory or pseudo or fraudulent-conferences)にご注意ください

  • 更新日:2019/03/08

しかるべき水準の品質管理を行わないままにAPC(※)収入のみを狙った“学術雑誌”を刊行する悪質な出版活動1)同様,会議や学会発表論文の査読をきちんとせず,参加費などの売り上げ目的で開催される学術集会,いわゆる”ハゲタカ学会”も問題になっています。
これらの学術集会には有名な(学術的に名高い)会議や学会と間違えてしまうような名前がつけられている場合もあり巧妙ですので,初参加の会議や学会を選ぶ際には注意が必要です。
また,参加者の中には,業績づくりや観光目的で行く研究者がいる可能性があります。このような学会は,ハゲタカ・ジャーナルの出版社と同じく研究者に直接メールで投稿を促すというケースもあるようです2),3)。
参加や研究発表先を検討する際のお役立ちサイトとして下記 URL のようなページが参考になります。
※APC(Article Processing Charge):論文をジャーナルに投稿する際、掲載論文をオープンアクセスにするために発生する費用

  • Think,Check,Attend:研究者やアカデミアが信頼できる学術集会に参加,研究発表を支援する目的で作成されています。 Think、Check、Attend の 3 つのステップにまとめています。(出版サービスなどを提供しているknowledgee社が提供)
  • Conference Checker :上記サイトにある会議や学会の信頼性をチェックできるツール。10個の質問にYes/Noで回答し学会情報の詳細を入力すると,その会議の信頼性(目安)が表示されます。

関連情報

参考資料

  • 有田 正規. “商業化される国際会議”. 科学の困ったウラ事情. 岩波書店, 2016, p. 19-24.
  • Cress PE. Are predatory conferences the dark side of the open access movement? Aesthet Surg J 2017;37:734?8.doi:10.1093/asj/sjw247
  • Predatory Conferences and Organizersと疑われる団体や学会のリストも掲載されています

  • Sorooshian S. Conference wolves in sheep’s clothing. Sci Eng Ethics 2016;6:1?2.
  • Dadkhah, M., Jazi, M. D., & Pacukaj, S. (2015). Fake conferences for earning real money. Mediterranean Journal of Social Sciences, 6(11), 11?12.

引用資料