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ハゲタカ・ジャーナル(predatory or pseudo-journals)にご注意ください

  • 更新日:2021/11/30

近年、オープンアクセスジャーナルの増加とともに,しかるべき水準の品質管理を行わないままにAPC(※)収入のみを狙った“学術雑誌”を刊行する悪質な出版活動が問題1)になっています。
このような出版社は,研究者に直接メールで投稿を促すというケースもあるようです。
論文の投稿先を検討する際のお役立ちサイトとして下記 URL のようなページが参考になります。
※APC(Article Processing Charge):論文をジャーナルに投稿する際、掲載論文をオープンアクセスにするために発生する費用

  • Think,Check,Submit(日本語版):著者が自身の論文を投稿する際のガイドラインを Think、Check、Submit の 3 つのステップにまとめています。
  • Committee on Publication Ethics (COPE):Committee on Publication Ethics(出版倫理委員会)のリストに掲載されている出版社・雑誌であるかということも投稿誌選定のポイントとなります
  • Identifying Predatory or Pseudo-Journals:医学出版領域における編集等に関わるオープンメンバシップ組織の1つであるWorld Association of Medical Editors(WAME)が投稿先を判断するさらなる手助けとなるフレームワークを提案しています。
  • “Fake,” “Predatory,” and “Pseudo” Journals: Charlatans Threatening Trust in Science(ICMJE)
  • Predatory or Pseudo-Journals : Responsibilities in the Submission and Peer-Review Process(ICMJE):生物医学論文を書くときのバイブル「ICMJE Recommendations」の中にも,Predatory or Pseudo-Journalsに関する注意喚起が記載されています。
  • How to avoid predatory journals?a five point plan:2015年BMJの論説でもPredatory journalへの投稿を避けるためのポイントを掲載しています。(これらのポイントは,投稿の際のより適切で評価の良い雑誌を選ぶためのものではなく,Predatory journalに投稿しないための補足として参照するものであるとしています)
  • journal evaluation tool:メリーマウント大学の図書館員とロヨラロースクールが作成したジャーナルと出版社を評価するためのシート。このシートを使って評価することで投稿先を見極めることの手助けになります。
  • SciRev - Review the scientific review process:SciRevは,論文を投稿してから受理/不受理となるまでの各プロセスの日数を共有するサイトです。ハゲタカジャーナルは適切な査読が行われておらず,投稿から受理までの日数が短いといわれています。SciRevでは,投稿しようとしている雑誌の査読期間は,同分野のものと比べて短いか/長いか,分野の平均はどの程度なのか,相場を知ることができます(参照 2021-11-30)。

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