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![]() 心臓の収縮
心筋細胞内カルシウムイオンの高速イメージング難易度3 共焦点レーザー顕微鏡のシステム例![]() レーザー光による走査はコンピューター制御されており、X−Y走査・X−Z走査・X−T走査(試料上のある直線上を繰り返し走査する:line scan)などのモードを有していますので、Z座標を変えて次々と走査を行い、後に三次元の画像に再構築することも可能です。 通常はガルバノメーターミラーを使用しており、X−Y面内の全視野走査に秒単位以上の時間がかかりますが、最近はスリット状のレーザー光を一つのガルバノメーターミラーで走査したり、音響光学偏光素子や共振型ガルバノメーターミラーをガルバノメーターミラーと組み合わせるなどの方法で、ビデオレート(33msecごと)あるいはそれ以上に速く1フレームの画像を取得することが可能になりつつあります。ただし、染色の濃度や照射するレーザー光の強度には限界があるため、走査の高速化は単位走査面積当たりの光量の低下を伴い、S/N比の低下につながるという問題もあります。
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