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心臓の収縮心筋の微細構造難易度2 横紋を有する点は骨格筋に、不随意の点は平滑筋に類似し、骨格筋と平滑筋の中間に位置する筋肉であると言われています。各細胞が分岐して相互に網状につながっている点が特徴で、これらのつながり部分を介在板( intercalated disk )といいます。この部分の電気抵抗は極めて低く、活動電位は極めて容易に伝導します。したがって洞房結節のペースメーカー細胞で発生した活動電位は短時間のうちに心臓を形成しているすべての心筋細胞に伝わります。 ミトコンドリアを多く含むことも心筋細胞の特徴といえます。心臓は生涯休むことなく拍動し続けますが、この拍動に必要なエネルギー(ATP)を作り出しているのがミトコンドリアです。ミトコンドリアが効率よく働くには酸素が必要です。 一般に、哺乳動物成体の心筋には筋小胞体や横行小管系( T細管、transverse system、T-system)もよく発達しています。
横紋(横紋筋)筋肉は形態によって横紋筋と平滑筋とに分類されます。 不随意筋筋肉は支配する神経によって随意筋と不随意筋とに分類されます。 |