心筋細胞の活動電位 活動電位の役割−心機能との関連− 特殊心筋、刺激伝導系 心電図 不応期と不整脈
難易度2
心筋活動電位には著名な 不応期 が認められ、絶対不応期 absolute r.p. と 相対不応期 relative r.p. とに分けられます。
活動電位を発生させ、種々の時期に種々の強さの刺激を与えてもう1回活動電位を発生させうるかどうかを調べます。活動電位を発生させうるぎりぎりの刺激の強さを縦軸に、時間を横軸にとると 強さ−期間曲線 strength-interval curve が得られます。この曲線から絶対および相対不応期を知ることができます。
右図(アニメーション)は、活動電位と強さ−期間周期とを時間軸を重ねて示しています。 時間軸(横軸)を合わせて活動電位を重ねてあります。縦軸はもう1個の活動電位を発生させるために必要な最低の刺激の強さです。