e-learningは、コンピュータとインターネットの発展に伴って、教育のプロセスをどのように支援できるか、改善できるか、という問題意識で始まったものです。コンピュータによる自動化、インターネットによる遠隔双方向アクセスの充実が、主なメリットになるでしょう。
大学環境では、大学在学生への教育への支援のほか、在宅学生を対象として新分野の学習・再教育・自己啓発などの教育提供が将来的な視野に入っています。
ここでは東邦大学理学部で行われている、e-learningの実用化に向けた試みをご紹介します。広い概念の中から、講義のビデオ化、WBT、新しい教材としてアニメーションの利用の3つについて、この研究での考え方と、具体的なシステムをご紹介しようと思います。