東邦大学名誉教授
山内 長承
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1.現在開発中の教材

アニメーション教材プロジェクト


教材開発に新しい技術を用いるという枠組みで、現在アニメーションを用いた教材を開発しています。
今までは教科書や授業メモ、ホームページ教材でも図版を使って説明してきました。変化のある現象や動作原理は、 変化前と変化後の2枚の図を示すことで、変化を理解させようとしてきたわけです。授業中でも、黒板を使って図形を消したり書き加えたりして変化を説明しようとしてきました。

動きが理解を助ける

上記のような方法は大きな欠陥があるわけではなく、大学であれば大抵の学生が十分に理解できていたのだろうと思いますが、それでも複雑な変化やステップ数の多い動作ではなかなか描ききれなかったのも事実です。それを、
「アニメーションや動画という手段でより効果的に示せるのではないか」
「せっかくアニメーションや動画を使ってより現実に近い形で表現できるのになぜ使わないのか」
という素朴な疑問が、アニメーション教材を考えるきっかけでした。

ゲーム感覚で覚えてもらおう−手を動かしながら、より興味をもってもらおう

簡単な見本を学生に見せると、それは”STARTボタン”を持っていたのですが、彼らは「もっと操作ができるようにならないか、そうすればゲームのように楽しんで原理が理解できる」と言ったのです。
これによって、アニメーション教材には単に動きを見せるための表現手段という側面のほかに、学生が教材に主体的に入り込めるという側面があるということが分かりました。



実際に触ってみる
ここでご紹介する教材は、山内研究室の卒業研究として
2003年度卒業生の麻生健太氏が制作したものです。
教材を再生するにはMacromedia Flash Playerが必要です。
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