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![]() 東邦大学生物多様性学習プログラム『BioLTop』は、生物の多様な世界を学び、生物と共生する社会を築き上げることをめざす学生や市民にむけて、生物の多様性を学ぶ学習プログラムを提供します。 |
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白井市の生物調査 ―生物の生息地マップと指標種の調査法―Essey■第2回 『トカゲのおかげ』 第2章 トカゲの島 著者:長谷川雅美 オオバヤシャブシやガクアジサイの茂る林の中を狭い切り通し道が通り、木々の隙間から太陽の光が注ぎ、地面にまだら模様をつくっている。日のあたる場所に何気なく足を踏み入れてみる。ざざっと音がしてトカゲが林の奥に向かって逃げていく。オカダトカゲだ。10匹ぐらいいるだろうか。一足10匹。数歩あるいてまた1歩、草むらに足を踏み入れる。また10数匹、ざざざっと逃げていく。切れ目がない。なんてたくさんのトカゲだろう。道を歩いているだけでトカゲがどんどん見つかる。さがす必要なんてまったくないのだった。(「トカゲのおかげ」本文より引用) |
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