![]() |
![]() |
|||
![]() |
|
|||
![]() |
![]() 東邦大学名誉教授
大島 範子 |
|||
![]() |
||||
![]() |
ヒラメヒラメのかくれんぼ - 隠蔽色 -下の写真の中にヒラメは何匹いるでしょうか? 上手に隠れられなかったヒラメ2匹はすぐに捕食者(天敵)に見つかってしまいます。 ヒラメは本来、背面の地模様を真似てうまく身を隠す能力があります。 しかし、上の写真の白いヒラメのように、養殖のヒラメには皮膚の黒色素胞の形成がうまくいかず、背地色に順応した色(保護色)に変化することができない個体がいます。 ヒラメが上手に砂の模様を真似ることができるのは、砂地が反射する光の量を感じ、それを自らの皮膚表面に再現することができるからなのです。 ▲背地によって体色を変化させることのできるヒラメ
ヒラメが隠蔽色で身を隠すための色素細胞のしくみ
|