生命圏環境科学科・環境創成科学部門渡辺研究室(旧心理学教室)は、脳波その他の精神生理学的手法を用いて環境の心身への影響を探る実験部門、自己意識と死生観の関係の発達・変化を調査する調査部門、そして心とは何かを理論的に研究する理論部門の3部門に分かれます。
東邦大学理学部生命圏環境科学科サイトへの近道
実験部門では、これまで脳波を用いた夢と睡眠の研究を行ってきましたが、2005年から、新設の生命圏環境科学科への移籍に伴い、「心と生命の環境学研究センター」を併設し、緑環境と種種の心理の状態との相互作用の研究を開始しました。
また、文理融合・医薬理共同の研究を追求するという、本研究室の方針により、2009年度より、薬学部生薬学教室との共同研究を開始しました。
詳しくは「センターへの扉」をご参照下さい。
調査部門では、他大学とも提携して、自己意識と死生観の時代的変化を明らかにすべ く全国数千名の若者と高齢者の調査を進めており、その成果を生かしてオウム事件や少年犯罪の心理的根源にも迫りつつあります。
理論部門では、「心とは何か」「科学とは何か」の問いを、哲学や自然科学畑の人々と共に論議を闘わせる場を作ることに努めています。詳しくは、"information"中の学外研究会案内をご覧下さい。
プロジェクト名:緑環境と心身の状態との相互作用
植物の生育と心身の状態との相互作用や、緑化環境の心身の状態に与える影響を実験的に測定し、科学的に解明することを通じ、環境保護に貢献することを目指す。
渡辺(生命圏環境学科)・岡田(生物分子科学科)の研究室から、それぞれ今年度の卒研生も参加している。学外との共同研究も行われている。
秘密の扉
- 「『ギルガメッシュ叙事詩』から明晰夢研究までの4000年を回顧する」の頁は、『人はなぜ夢を見るのか:夢科学四千年の問いと答え』(渡辺恒夫著、化学同人、2010)の出版に伴い、内容が重複するため、削除させていただきます。 長い間のご愛読ありがとうございました。今後は、より充実した内容を、上記の出版物でお楽しみ下さい。 なお、「表紙」・「目次」・「あとがきーバベルの図書館より」へのリンクを貼っておきましたので、ご参照下さい。
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