mol:モル
物質量の単位。アボガドロ数個(
個)の分子のあつまりが1mol。
【アボガドロ数個(
個)】
炭素(12)12gの中に存在する
原子の数と等しい数の要素粒子。
J:ジュール国際ジュール単位
エネルギー、仕事、熱量の単位。(国際ジュール単位)
【仕事量】 1N(ニュートン)の力でその方向に1m動かすときの仕事量を 1J といいます。
【熱量】 1cal(カロリー)=4.184J
cal:カロリー
1g の純粋な水の温度を、1気圧の下で1
上げるのに必要な熱量(但し、水の温度によって1度上げるのに必要な熱量は微妙に異なる)
N:ニュートン
1kg の物体を 1m/s の速さまで加速するのに1秒かかったときの力の単位。
1N =1
前述のメタンを例に燃焼の際に発生するエネルギーを計算します。
メタン1mol(モル)が完全燃焼したときの熱量は802kJ(キロジュール)となります。
メタン1molが酸素と理想的に反応した場合のエネルギーの発生
物質が完全燃焼するときの熱量は、物質ごとに決まっています。この熱量の値を発熱量とよんでいます。
上に示した値は生成物が標準状態で気体としたときの値(低発熱量)で、
が液体に戻ったとすると、水1molの蒸発潜熱(44kJ/mol)の2倍を足した890kJが発熱量(高発熱量)となります。
メタンの燃焼におけるエネルギーの発生を計算してみましょう。
20
の水100CCの温度を100
にするために必要なエネルギーと、必要とされるメタンの量を低発熱量を元に計算してみます