掲載 2011年秋

ミトコンドリアに魅せられて

学部6年 金澤温子

 こんにちは。私は薬物学教室で蛍光イメージング法を用いて心筋ミトコンドリアの研究をしています。心臓は拍動し続ける臓器であるため、エネルギー需要は高く、エネルギー産生の場であるミトコンドリアは重要な役割を担っています。そこで、虚血・再灌流障害時の細胞内カルシウムイオン濃度の上昇がミトコンドリア機能に与える影響を観察しています。実験では培養細胞を使用しているので、動物が苦手な人でも研究できる環境です。
 研究で得た結果は、学会で発表する機会もあります。私はポスター発表を経験し、“優秀ポスター賞”という賞をいただきました。

 薬物学教室の魅力は、学生が自由に思い切り研究ができるところだと思います。田中光教授をはじめとする先生方や、院生の先輩方の助言やアドバイス、陰からのフォローはとても手厚く、学生のやりたいことを突き進めさせてくれます。

 百聞は一見にしかずです。薬物学教室に興味をもった方はぜひ一度訪問してみて下さい。

Mitochondrial permeability transition pore (mPTP) 開閉観察系の構築

表彰状

子持ち主婦学生の充実した日々

学部6年 秋葉明子

ミトコンドリアに魅せられて

学部6年 金澤温子

薬物応答性の不思議

博士1年 M口正悟

自発活動に惹かれて博士課程へ

博士2年 恒岡弥生

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