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東邦大学名誉教授
相川 厚

 | TOP | 腎不全とは | 小児腎移植への挑戦 | 腎センター | QandA |  最終更新日:2005.4.11

腎センター

 

腎センターの構成・役割

 腎臓内科、小児科、腎臓外科(泌尿器科)が各科の枠をこえて、一致団結してチームを作り、腎臓病の診断、治療を行います。病状が変わったからといって、他の科へ次々送られることはありません。腎臓病の初期診断(血尿、タンパク尿)、治療、内シャントの手術、腹膜透析カテーテルの挿入術、透析、腎移植まですべて腎センターのスタッフが行います。

 腎臓病の総合医療センターとして専門的な腎疾患医療を目指しています。 特に小児腎移植は長谷川教授以下スタッフが培った豊富な経験と良好な成績で患児が透析の苦痛から逃れ、御家族に安心を与える医療を実践しております。

スタッフ紹介(敬称略)

●スタッフ
  教授: 水入苑生(内科)
  講師:相川 厚(泌尿器科)
  講師:本山 治(小児科)
  助手:酒井 謙(内科)
  助手:田島英治(泌尿器科)
  助手:河村 毅(泌尿器科)
  助手:田中仁英(内科)
  助手:稲坂 淳(泌尿器科) 
  大学院生:板橋淑裕(泌尿器科)

●大学以外、関連施設の腎移植スタッフ
  総合太田病院泌尿器科、腎センター(部長:平山順朗、医長:杉山 健)
  東京労災病院泌尿器科(医長:新井兼司)
  練馬総合病院泌尿器科(医長:森 義明)

実績

小児腎移植手術の実績について

年齢別にみる腎移植者数

腎移植における年齢別の割合

小児腎移植にみる年齢別移植者数

移植後の生存率・生着率

透析を経ない子供の腎移植は8例(平成15年2月現在)経験しましたが、拒絶反応は少なく、移植後7ヶ月〜最長13年4ヶ月全例(100%)生着、生存しています。
  また、16歳以下の症例56件については、10年生存率94.1%、10年生着率84.5%となっています(右下図参照:クリックすると大きい画像が開きます)。

全体・年齢別割合

小児・年齢別移植者数

小児腎移植実績グラフ