インドネシア、ジャワ島の標高 2,000 m のメラピ山火口湖(カワ・イジェン)でキャンプを設営した時の食事で気を使いました。
現地調達の缶詰やインスタントスープ等はバリ島の大きなスーパーマーケットや市場で仕入れましたが、ほとんどの食品にビーフエキスやポークエキスの表示があります。
ソーセージは豚肉で牛肉の缶詰もありました。
もちろん日本から持っていったインスタント食品にもその表示がありました。
キャンプには日本、ロシア、ベルギー、インドネシアの研究者やお手伝いの方がいましたが、問題はインドネシアの方々でした。ジャワ島出身の火山学者S女史はイスラム教徒、運搬業務等のお手伝いのお兄さん方はバリ島出身のヒンズー教徒の方々でしたので、それぞれ豚肉、牛肉が禁制品でありました。
普段はあまり気にしない宗教上のことに特に大変気を使いました。ジャワ島で"ハウスジャワカレー"を作って笑いをとろうと持っていったのですが、これにも豚肉エキスが入っていたので困ってしまいました。
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