ユリ科の多年草です。
▲アミガサユリ
花は下向きに咲きます。
写真は2003年4月1日に撮影。
左の写真の一番右の花の内側に網目模様が見て取れるでしょうか。名はこの花の内側の網目模様が編笠を連想させることに由来しています。 紫色の網目が外側についている種もあります。
アミガサユリのりん茎はバイモ(貝母)という生薬に利用されます。 鎮咳、去痰、排膿、催乳に用いられます。
球根の形が二枚貝に似ていることから、この名がついたといわれています。
薬用に球根を用いるほか、花の少ない時期から開花することから観賞用としても利用されます。
梅雨前には地上部が枯れ、休眠します。