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薬草園の世界
東邦大学 薬学部 生薬学教室
小池 一男

第33回 東邦大学薬学部付属薬用植物見本園公開 『薬草をもっと身近に』 当日の様子

2017年度開催の概要

日時

2017年5月20日(土)
10:00−16:00
雨天決行



受付の様子
 今年は、「薬草をもっと身近に」をテーマに、漢方(漢方研究部)・アロマ(植物療法研究部)・生薬(薬用植物愛好会)の学生全員がお客様に身近に感じていただけるように、使用法や効果を含めご説明できるよう準備をしてお迎えしました。

 例年より少し早い開催となったこの日は、天気に恵まれ、朝からぐんぐん上昇した気温は南よりの風も手伝って29.3℃まで上がりました。今回はご家族でのご来園も多く、年齢や興味の対象によって臨機応変に展開される学生たちの楽しくちょっと難しい話に親子で耳を傾ける様子が見られました。
場所
東邦大学 習志野キャンパス
申込
不要 (公開講座:先着500名)
問合せ先
東邦大学
習志野学事部 入試広報課
〒274-8510
千葉県船橋市三山2-2-1
TEL : 047-472-0666
主催
東邦大学薬学部学術会クラブ
 漢方研究部(漢方)
 植物療法研究部(アロマ)
 薬用植物愛好会(生薬)

薬用植物見本園   メディカルハーブガーデン   体験コーナー   第63回東邦大学薬学部公開講座   PHOTO





 今年は例年以上にたくさんの笑顔を目にした開催でした。お客様は勿論、説明をする学生たちの生き生きとした表情が印象的でした。
  毎年楽しみに来園される方、気になる植物の記録をとられる方、お目当ての植物を見て堪能される方、良いアングルを探りカメラに収めておられる方など、様々な楽しみ方をされる様子が見られました。

 植物紹介 [ ショウガ ] ・・・まれに開花する

科名 ショウガ科
開花時期 温室で稀に夏ごろ開花する
生薬名と使用部位 ショウキョウ(生姜)、カンキョウ(乾姜)・茎

ショウガは世界各地で栽培されているショウガ科の多年生草本で、茎の高さは60-100cm、葉は有柄で長楕円形、鋭先頭である。熱帯では夏に穂状花序を出し、一日花をつける。温室内で栽培するとまれに開花する。インド原産といわれる。
・・・ 詳しくはお配りした冊子(P.24)をご覧ください。

こちらもご覧ください
  ショウガ東邦大学薬学部附属薬用植物園

Focus



 今年は開花中の植物が多く、いつもよりたくさんのお客様が足を止めて見学をされていました。ハーブガーデン中央付近のヤグルマギクが見ごろ迎えており、ひときわ注目を集めていました。マリー・アントワネットの好んだ植物であったとか。

 植物紹介 [ エルダー ] ・・・世界最古のハーブ

和名 セイヨウニワトコ
科名 スイカズラ科(APG:レンプクソウ科)
開花時期 5-8月
生薬名と使用部位  エルダー・花および果実


 エルダーは、中央アジアから欧州に分布され、国内でも庭木として栽培されている。初夏に小さい白い花を枝先につけ、果実は赤から黒に変化する。
 ニワトコ属のエルダーの木に咲く花であるエルダーフラワーは人類が最初に発見したハーブとも言われる世界最古のハーブで、石器時代から食されてきたと考えられている。
・・・ 詳しくはお配りした冊子(P.32)をご覧ください。

こちらもご覧ください
  エルダー東邦大学薬学部附属薬用植物園

Focus


スタンプラリー
学生による研究発表
体験:ルームスプレーを作ろう
参考図書と機器の展示













 受付でお配りした冊子にあるスタンプラリーのお題をクリアすると、ゴールでは手作りのしおりをプレゼント!春の日差しをたっぷり浴びた色鮮やかなパンジーを一輪ずつ鮮やかな押し花にしました。
 読書のお供に、是非お手元に置いてお楽しみください。
漢方研究部
3つのテーマについての研究の展示を行いました。
生姜紅茶には酔い止め効果があるのか
 健康に良いと注目されていることから何か漢方的に興味深い内容は無いかと模索する中で今回のテーマに出会いました。
芍薬甘草湯
 腰痛に効果が期待できるとされる漢方薬であり、その作用のメカニズムを調べました。
漢方とは
 漢方の起源である「陰陽五行説」についてわかりやすくまとめました。
植物療法研究部
 3種類の精油から1つを選んでいただき、ルームスプレーを作りを体験していただきました。
 当日ご用意した精油は ラベンダー、オレンジスイート、イランイランです。いずれも安息効果の期待できるもので、カラッとした暑さも手伝い、爽やかな香りのオレンジスイートが一番人気でした。
 ご自宅でもお楽しみいただけましたでしょうか。 お持ち帰りいただいたスプレーはお早めにご使用ください。
植物療法研究部
 アロマ・精油をもっと身近に使っていただきたいとの思いから、アロマテラピーに関する図書と精油、アロマディフューザーの展示を行いました。
図書は学生が実際に使用している
  ・アロマテラピー検定公式テキスト
  ・ メディカルハーブ検定テキスト
など。
精油は今回のルームスプレー作りに使用したものを中心にご紹介し、効果や使い方などに関するご質問にお答えしました。


 薬学部C館101教室において『漢方、サプリメント&ハーブで健やかに』と題し、李 巍 先生を座長に迎え、公開講座が開催されました。

小池 一男 (東邦大学薬学部生薬学教室教授) による
 『漢方の世界へようこそ』

酒井 美佐子氏 (医療法人財団古宿会 水戸中央病院 医療技術部部長)による
 『健康的に美しく歳を重ねるためのサプリメント&ハーブ』

今回は薬剤師認定制度認証機構認証単位を取得することのできる講座を開講。会場のC101教室が満席となり、3階に設けた中継室をご案内するほどの多くの皆さまに聴講いただくほどの盛況となりました。


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