東邦大学名誉教授
山内 長承
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1.なぜe-learningか?

一般論

3)IT機器を授業手段の一部として用いてより効果的な授業・教材を提供する


コンピュータの機能を利用して、今までの対面集合授業や演習・実験にはない授業を可能にします。

  • たとえば・・・コンピュータ上に置かれた仮想実験室で実習実験を行う
  • 危険の伴う実験・実習や規模の大きな実験は、実際の環境では困難ですが、計算機シミュレーションなどを用いて仮想環境を作り出し、学生が安全・容易に試してみることができます。典型的なイメージとして、手術の前に仮想環境上でリハーサルをするなどのことが既に実用化されていますが、一般の学生の実験・実習でも今後いろいろと取り入れられる可能性があります。

  • たとえば・・・動画等を利用して動き・変化の理解を深める
  • 動きや変化等は、教科書や黒板では実感を持った説明が難しいため、動画やアニメーション、ゲームなどを使った教材により、理解を促進できる可能性があります。

  • たとえば・・・コンピュータによる採点を利用して、ドリルの最適な難易度設定をする
  • 従来からCAI (Computer Aided Instruction)と呼ばれていたものですが、受講者に問題を与えその結果を見ながらその受講者に適した教材やドリル問題を与える仕組です。個別指導に近い環境を作ることができます。



1)遠隔地に届ける、または遠隔地と相互授業をする

2)受講者に時間の自由度を与える

4)IT機械化により教員の手間を減らし、その時間を機械化できない教育に振り向ける



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