海藻押し葉工房

海藻押し葉のつくり方

海藻押し葉つくりの実際

ダンボール紙板を用いた通風乾燥方法

 たくさんの押し葉を作ると、たくさんの古新聞紙が必要となります。たくさんの押し葉を作るには相当量の新聞紙を集めなければなりません。また、新聞紙の交換にも大変な時間がかかります。そこで、考案されたのがダンボール紙板を用いた通風乾燥方法です。

 まず、上に述べた方法で重石をのせてから1時間後、水分を吸った古新聞紙の交換をします。
 重石と押し板を取り除くと、そこには水を吸った新聞紙があります。これをとりのぞいて布の上に乾燥した新聞紙をのせます。その上にダンボール紙板をのせます。
  次に、台紙の下の湿った新聞紙の間に手を入れて湿った新聞紙が上になるようにひっくり返しながら右側に移します。右側に移したら湿った新聞紙を乾燥した新聞紙と交換し、その上にダンボール紙板をのせます。さらに左側の湿った新聞紙をとりのぞいて布の上に乾燥した新聞紙をのせます。
  次に、台紙の下の湿った新聞紙の間に手を入れて湿った新聞紙が上になるようにひっくり返しながら右側に移します。右側に移したら湿った新聞紙を乾燥した新聞紙と交換し、ダンボール紙板をのせます。

 この作業を繰り返します。新聞紙の間にダンボール紙板が挟み込まれるわけです。最後に押し板と重石をのせます。そして、ダンボール紙板の孔の間に風が通るように扇風機を設置します。この方法では、一度新聞紙を交換するだけで、その後乾燥してしまうまで新聞紙もダンボール紙板を交換する必要はありません。扇風機は昼夜つけっぱなしで3日から5日で乾燥することができます。

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