「花粉症かな?」と思ったときは、まず病院で診察を受け、検査をしましょう。
花粉抗原を直接皮膚につけrて反応を調べる『アレルゲン皮膚反応検査』で原因の見当をつけてもらいます。
採血をして、『特異的IgE検査』 で抗体の量を調べることができればなおよいでしょう。
アレルギーの原因となる抗原を、注射によってごく少しずつ体内に入れていく方法で、抗原に対する抵抗力をつけるための治療法です。
まずは、診察を受けて原因となる抗原を突き止めます。
花粉症の場合は、原因花粉のエキスを使います。人為的に免疫をつくることで、アレルギー反応のおこりにくい体質にしていきます。
現在、根治が期待できる唯一の治療法です。
しかし、効果が現れるまでに通常3・4年かかります。日常生活に支障のない程度まで治る人はだいたい6割以下です。
花粉飛散の1-2週間前から、医師の診察と指導を受け、抗アレルギー薬を予防的に服用しはじめ、花粉シーズン中も続けます。
これによって症状を軽くすることができます。
この治療法は、花粉シーズン中の他の薬の効果を高めるためにも有用です。
鼻水・鼻づまりを速やかに止めることができます。
鼻の粘膜の充血、腫れを抑え、鼻の通りをよくします。
点鼻薬は、眠気を催すことが少ないという利点があります。また、多くは定量噴霧器具で使われます。
眼のかゆみや充血を抑えます。
薬による治療で副作用の出る方や、減感作療法で効果の現れない方に有用。
花粉症は、鼻や目の症状が目立ちますが、咳や喘息などの症状をひきおこす場合もあります。 花粉症を局所的な症状だけでとらえずに、気になる症状がある場合には、必ず医師に相談してください。 |
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