
中国原産の一年草。高さ180cmくらいまで育ち、茎には小さな棘のような毛が生える。薬用や観賞用として栽培される。また蕎麦のつなぎや和紙づくりなどに利用される。夏に直径20cmほどの大きな淡黄色の花を上部に数花咲かせる。
トロロアオイの栽培は簡単で、よく日に当てるのがコツである。土をあまり選ばず、肥料を与えなくても陽が当たれば良く育つ。私がよく行く筑波山周辺でも以前は結構な面積で栽培されていた。ここ数年、急に見なくなったように思う。他の作物に変えたのだろうか。高齢の農家さんに話を聞くと、毎日の収穫に手間がかかるうえ、少しのキズでも変色してしまうので大変であるということだった。一方で、道の駅では“花オクラ”の名前で花の部分が販売されているのを見る機会は増えた。エディブルフラワーとして品種改良が進んでいるようだ。
(トロロアオイ/アオイ科 2023年12月.記)