
山野や林の中などに生える、水が好きな多年草。私がよく行く房州では沢沿いや林の北側で大きな群落をよく見かける。ミョウガの新芽と花穂は漬物や薬味、天ぷらなどで食べることができる。
野菜として栽培される場合は花穂を収穫してしまうのでミョウガの実を見ることは滅多にない。
初冬に、私は房総に自生するミョウガの実を探しに行くことがある。運良く赤く綺麗な実を見つけた時にはとてもハッピーな気持ちになる。3裂した真っ赤なヒトデのような姿の果皮に白いタネがまばらに付く。その上、白色の仮種皮が裂けて中の黒色の種子が覗いていると見た目はまさしく“目玉”なのだ。異様な姿だが見ているうちに可愛らしく思えてくる。
(ミョウガ・ショウガ科 2023年1月.記)