更新日:2026/03/13

よくあるご質問(▼ をクリックして展開)

▼ 論文・根拠データを公開する必要性に関するご質問
自分の発表した論文やその根拠データを,機関リポジトリに登録してオープンアクセス化する必要があるのか知りたい。

原則として,公的資金の助成を受けて作成した論文やその根拠データは,機関リポジトリ等に登録して公開することが求められています。 なお臨床研究の場合は,論文のみを公開し,個人に紐づく根拠データは公開しない本学方針です。ご不明な場合は,「お問い合わせ」先までご連絡ください。

即時オープンアクセス義務化の対象となる公的資金は一部ではないのか?

内閣府からの要請によれば即時オープンアクセス義務化の対象となる公的資金は一部ですが, 本学では社会的要請や「東邦大学オープンアクセスポリシー」に鑑み, すべての公的研究費を用いて作成された研究成果物の公開を実施する方針です。


▼ 用語の定義に関するご質問
「論文の根拠データ」とはなんですか?

内閣府が作成した「学術論文等の即時オープンアクセスの実現に向けた基本方針」の実施にあたっての具体的方策について(PDF)の8ページ目によれば,「掲載電子ジャーナルの執筆要領,出版規定等において,透明性や再現性確保の観点から必要とされ,公表が求められる掲載学術論文の根拠データ」を指し,「Supplemental Data等(※)の公表を前提としているデータであり,査読の過程で求められるデータ等公表を前提としていないデータは含まない」としています。

※一般的な理解として,「Supplemental Data等」は,論文と同時に公開されるSupplemental FiguresやTablesのことではなく,論文の図や表を作成するために用いたSupporting InformationやSource Dataと考えられます。そのため,本学としては論文の図表作成の元となるCSV形式やExcel形式のraw data,加工前の画像ファイルなどを根拠データとして想定しています。
本学の登録例もご参照ください。

根拠データ例
「論文の著者最終稿」とはなんですか?

論文の査読が終了し,最終的にアクセプトされたFiguresやTablesを含むPDFで,出版社によるレイアウト調整が施される前のものです。 著者最終稿の例としては,こちらもご参照ください(出版社が校正したPDFやオンラインに掲載された出版社版のPDFではありません。これらは著作権の都合で,ゴールドオープンアクセスでない限り,基本的に機関リポジトリで公開することはできません)。
提出時には本文と図表を合わせて一つのPDFファイルとしてください。

根拠データ例

▼ 申請方法に関するご質問
リポジトリへの登録申請は,誰が実施すれば良いのか?

基本的には論文の筆頭著者あるいは責任著者が申請してください。

リポジトリへの登録申請は,いつまでに実施すれば良いのか?

リポジトリに登録する論文または根拠データがある場合,論文が公開されてから3ヶ月以内にご申請ください。

学生が論文の筆頭著者または責任著者の場合は,誰がリポジトリへの登録申請をするべきか?

基本的には指導教員の先生がご申請ください。当該学生が卒業・修了している場合も,指導教員の先生がご申請ください。

登録申請フォームへのアクセス権がなく,申請ができない。どうしたらよいか?

お問い合わせ」先のメディアセンター電子情報部門までメールでご連絡ください。


▼ 東邦大学学術リポジトリに関するご質問
東邦大学学術リポジトリに登録できるファイルのサイズ上限は?

1論文につき10MB程度を上限とします。大きなデータ(動画ファイルなど)はリポジトリ容量の都合,登録の受付ができません。 大きなデータの登録をご希望の場合はお問い合わせください。

東邦大学学術リポジトリで公開すると誰が閲覧できるのか。また,どこからアクセスされているかわかるのか。

原則として,東邦大学学術リポジトリで公開するとインターネット上の誰でも閲覧可能となります。
公開ウェブページURL内の,viewsの[See details]をクリックすると,アクセスしてきた国がわかります。

東邦大学学術リポジトリで公開すると,どのようなところから検索可能になるのか。

「Google」や「Google Scholar」からも検索できるようになります。
また,国内の多様な学術資源を構造化して集約している「CiNii Research(https://cir.nii.ac.jp/)」や, 国立国会図書館の検索サービス「NDL Search(https://ndlsearch.ndl.go.jp/)」,国立情報学研究所の運用する国内の機関リポジトリの横断検索サービス「IRDB(https://irdb.nii.ac.jp/)」でも検索できるようになります。

東邦大学学術リポジトリに登録された著者最終稿は,いつから見られるようになるか。

著者最終稿の公開にあたり,多くの場合は論文を掲載した出版社がエンバーゴ(公開不可期間)を定めています。 論文情報を記載した公開URLは登録作業が済み次第ご利用いただけますが, 本文をダウンロードできるのはエンバーゴの終了後となります。
ダウンロードが可能になる日付は論文ごとに異なりますので,公開URLの「Download is available from~」と記載した箇所をご確認ください。

東邦大学学術リポジトリの論文公開ページに,「内容記述」として書かれている文章は何か。

論文を掲載した出版社や雑誌によっては,著者最終稿のリポジトリ公開にあたり,所定の謝辞やstatementの記載を求めているものがあります。 メディアセンターが許諾調査を行い,必要なものについて「内容記述」欄にこれらの文章を記載しています。


▼ 助成機関への報告に関するご質問
科研費の研究報告書に記載した論文がまだオンラインで掲載されていない(in press)場合には,報告書の「根拠データ欄」はどう記載すれば良いか?

すでに外部リポジトリ等で根拠データを公開している場合には,その情報を報告書にご記載ください。 報告書の記入時点で,根拠データを公開していない場合には報告不要です。

研究課題に分担研究者がいる場合に,分担研究者の論文を業績として報告書に記載したい。この場合,誰が論文根拠データを登録するのか?

研究代表者が根拠データを登録します。 分担研究者が既に所属機関のリポジトリに根拠データを登録している場合には,その情報を報告書にご記載ください。重複してリポジトリ等へ登録する必要はありません。

科研費による論文で,令和6年度より前に発表したものについても,根拠データの登録および報告が必要か?

令和6年度以降に発表した論文が対象となります。過年度分を遡って登録・報告する必要はありません。(参考:「令和7年1月28日 科研費説明会FAQ」Q17)

助成機関への報告書の「データ管理情報」はどのように記載すれば良いか。

本学リポジトリで公開した場合は,データ管理機関に「東邦大学」,データ管理部署に「メディアセンター」, 連絡先メールアドレス「rdmsupport☆ml.toho-u.jp」(☆記号を@に置き換えて下さい),を記載してください。
他大学のリポジトリで公開した場合は,当該機関の情報を記載してください。
それ以外の外部リポジトリ(Figshare, DDBJ等)で公開した場合は,トップページのフォームから 公開済み根拠データの識別子(URLかDOI)をお知らせいただいた後,本学リポジトリで公開した場合と同様に記載してください。


▼ ケーススタディ
すでに外部のリポジトリで論文根拠データを公開しているが,この場合でも東邦大学学術リポジトリへの根拠データ登録が必要か?

根拠データを重複してリポジトリに登録する必要はありません。 著者最終稿をリポジトリに登録する場合は,外部リポジトリで取得したDOIやURLを記載してください。

すでに論文の「Supporting Information」として,出版社ページに論文根拠データを登録している。この場合でもリポジトリへの根拠データ登録が必要か?

出版社ページ上で公開されている場合は,重複して登録する必要はありません。
出版社ページ上で公開されていない場合や,「Supporting Information」以外の論文根拠データが存在する場合は,東邦大学学術リポジトリなどで公開が必要です。

研究課題の研究代表者あるいは分担研究者が,共同研究で行った論文で,かつ筆頭著者でも責任著者でもない論文の根拠データの登録は必要か?

実績報告書に論文を記載する場合には,海外の研究者との共同研究も含めて,可能な限り根拠データを研究代表者が登録する必要があります。

APC(論文処理費用)を支払い,論文はオープンアクセスにしている。論文および根拠データのリポジトリ登録申請は必要か。

オープンアクセスにした論文については,本学リポジトリに登録する必要はありません。
ただし,論文根拠データが未公開の場合には(患者に紐付いた情報でない場合),根拠データと共に論文の著者最終稿もご提出ください(根拠データの確認用に使います)。

他機関へ転出した(または退職した)が,東邦大学在籍時に発表した論文に紐づく根拠データについて,東邦大学学術リポジトリへの登録が必要か?

令和6年度以降に,科研費によって発表された論文の根拠データであればご登録ください。なお,臨床研究は根拠データ公開の対象外ですので,ご留意ください。

他機関から転入してきたが,前機関に在籍時に発表した論文に紐づく根拠データについて,東邦大学学術リポジトリへの登録が可能か?

東邦大学学術リポジトリ運用規則」の第2条一号より,東邦大学での教育・研究活動による成果物以外は,原則として本学リポジトリ上での公開はできません。前機関のリポジトリや汎用リポジトリの活用をご検討ください。


▼ その他のご質問
管理上の理由で非公開としている研究データもリポジトリへ登録するのか?

非公開の研究データはリポジトリに登録する必要がないため,提出不要です。

臨床データ(個人に紐づいた臨床情報など)については,どのように対応するか。本件にGakuNin RDMはどのように関わるのか?

臨床データについては,リポジトリへの登録対象外です。 ただし,東邦大学では研究データ管理を行う必要があるため,令和8年度以降に公開された論文の臨床データはGakuNin RDM上に登録する(ただし,データは非公開となる)予定です。

登録するファイルは、読み取り専用などの改変できないような制限をかけた方が良いか。

日本学術振興会によれば、「政府方針・JSPS方針として明確な取扱は決まっていないものの、研究データの利活用の意義に則り、編集可能なファイルについてはそのままの形式で公開することが好ましい」とのことです。本学としてもこの方針に準じます。

本学機関リポジトリ以外に,どのようなデータ公開先があるか知りたい。

研究データの公開先としては,汎用的なリポジトリ(例:figshare,zenodoなど)や,研究分野用のリポジトリ(例:塩基配列のDDBJ,地球科学のPANGAEAなど),または出版社のリポジトリ(例:Elsevier社のMendeley Dataなど)があります。
個人のウェブサイト等により公開することも可能ではありますが,管理の永続性や情報流通の観点から推奨はしません。