千葉県船橋市（東邦大学）と富里市の花粉飛散状況（2007.10）

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10月下旬はスギ花粉が船橋、富里で少ないながら断続的に飛散しており、特に富里のダーラム型では30日に8個の捕集がありました。

その他の花粉はごく僅かで、ブタクサ、ヨモギについては10月下旬だけでなく、10月中にダーラム型での捕集は皆無でした。

今秋はキク科の花粉が少く、これはおそらく初めての現象です。その反面、スギ花粉が多めに飛散しており、来春の本番でかなり多く飛散する可能性がでてきました。スギ花粉症の方は晴天で小春日和の日はマスクなど予防に注意するようお薦めします。

2007年11月22日

来年のスギ花粉の飛散予測ですが、船橋を含む南関東では７月中旬から８月上旬の気象データ（最高気温、日射量）から今年の春よりは少し多く飛散しそうですが、特に７月の日照時間が８月より100時間も少なかったこともあり、2005年のような大飛散にはならないと予測しています。ちなみに船橋では2000〜2500個程度と予測しています。

９月下旬のスギとヒノキの雄花観察では昨年同様、もしくは昨年以上、着花状況は良好です。
特にヒノキの雄花が早くも目立ちます。