メディアセンター展示会 【vol.58 かるたで物理:11月3日は物理の日】

文 : 習志野メディアセンターSTAFF

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メディアセンターではテーマに合わせた図書展示会を年に数回開催しています。

今回のテーマは“ かるたで物理:11月3日は物理の日”です。

2025年は、1925年にハイゼンベルク氏らによる行列力学が提唱されてからちょうど100年目の節目の年。量子力学誕生100周年を記念して、ユネスコの「国際量子科学技術年」として定められています。
これを受け、日本物理学会は11月3日を「物理の日」として制定するなど、様々な記念事業を行っています。

 

今回の展示では、その一環として作成された「QurioS 物理かるた」に沿って本を集めてみました。日常生活の周りにも、物理に関する世界が広がっていることが分かります。

物理学に詳しい方もそうでない方も、ぜひ展示をお楽しみください。

期間中に展示本を借りた方にはノベルティをプレゼントします。
詳しくは展示会場でご確認ください。

展示期間 : 2025年9月22日(月)〜 2025年11月9日(日)
展示場所 : 習志野メディアセンター3階

貸出中の本は予約ができます。読んでみたいと思った本が
貸出中で無かったら、お気軽に予約をしてみてください。

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展示本のご紹介

展示本はブクログ上でもご紹介しています。以下のスタッフおススメコメントも掲載していますので、本を選ぶ参考にしてみてください。
以下画像クリックすると、ブクログ「narametenjiの本棚」(外部サービス)に飛びます。

ブクログ本棚へ


スタッフよりオススメの1冊
著者 : Itiro Syôzi
Volume 6, Issue 3, June 1951, Pages 306?308

【 おすすめポイント 】
かるたの解説中に、1951年に伏見博士が「カゴメ格子」と名付けた、とありますが、こちらの論文で紹介さえいます。著者は庄司一郎氏ですが、最後の1文に伏見博士の名前と”Kagome Lattice”の記載があります。この論文は無料公開されているのでオンラインでも読むことができます。(https://doi.org/10.1143/ptp/6.3.306

【配置場所】新書庫
【URL】https://libopac.toho-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/SB00005020

スタッフよりオススメの1冊
著者 : 川村 光
サイエンス社
発売日 :2016年5月

【 おすすめポイント 】
フラストレーションとは?の解説が93-94ページにあります。

【請求記号】428.9:Ka
【配置場所】習志野:2階
【URL】https://libopac.toho-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BB00288406

スタッフよりオススメの1冊
著者 : 鴨川仁 吉田智 森本健志
成山堂書店
発売日 :2021-9-10

【 おすすめポイント 】
「雷雲にはどうやって電気がたまっていくの?」「雷から放射線が出るのは本当ですか?」「宇宙に雷はあるの?」「雷サージって何?」「雷のエネルギをためて使えるの?」などなど。物理・科学関係の話題のみならず、様々な雷に関する疑問の答えが分かります。

【請求記号】451:Ka
【配置場所】習志野:2階
【URL】https://libopac.toho-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BB28193501

スタッフよりオススメの1冊
著者 : 水谷 仁
ニュートンプレス
発売日 :2014-1-27

【 おすすめポイント 】
第2章 期待される炭素素材
炭素−炭素結合から成るグラフェンを二層重ねて少しずらすと模様が現れます。シートなのでねじることも可能です。グラフェンで作られる素材は電気を通したり半導体になったりします。軽くて強いことから飛行機の機体に利用することで軽量化による燃費改善に大きな役割を果たしているといいます。さらに宇宙エレベーターの実現へ一筋の光明がみえはじめているそうなので期待が膨らみます。

【請求記号】501.4:Ch
【配置場所】習志野:3階書庫
【URL】https://libopac.toho-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BB00271397

スタッフよりオススメの1冊
著者 : 岡田芳朗 神田泰 佐藤次高 高橋正男 古川麒一郎
朝倉書店
発売日 :2021-10-26

【 おすすめポイント 】
マヤ・アステカ、エジプト、イスラーム、中国などの暦、暦に関係する人物や年表など詳しく調べられる大事典。日本の暦が欧米と同じ太陽暦にかえられた経緯も載っています。

【請求記号】449:Ko
【配置場所】習志野:2階
【URL】https://libopac.toho-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BB28193979

スタッフよりオススメの1冊
著者 : 石川憲二
日刊工業新聞社
発売日 :2017-9-15

【 おすすめポイント 】
ニュートンがリンゴが落ちたのを見て万有引力を発見した、というエピソードは有名ですが、ニュートンがいつ頃の人で、どうしてリンゴが万有引力の発見に繋がったか、ということは知らない方が多いのではないでしょうか?本書ではニュートンの生い立ちや当時の学問事情とともに万有引力発見について解説しています。

【請求記号】146:Na
【配置場所】1階書庫
【URL】https://libopac.toho-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BB00314977

スタッフよりオススメの1冊
著者 : 元素周期表パーフェクトガイド編集チーム
誠文堂新光社
発売日 :2017-2-3

【 おすすめポイント 】
ニホニウムについては、「ニホニウムをつくった森田浩介博士インタビュー」で詳しく紹介しています。合成に使われた加速器、検出装置の写真もあります。

請求記号】431.1:Ge
【配置場所】習志野:2階
【URL】https://libopac.toho-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BB00292998

スタッフよりオススメの1冊
著者 : 栗山恭直
西東社
発売日 :2023-5-22

【おすすめポイント】
日本の研究者が発見し、「ニホニウム」と命名した113番元素。なぜ「ニッポニウム」ではなかったのか。理由が説明されています。なるほどと思う解説が多く、楽しく読み進められます。

【請求記号】431.1:Ku
【配置場所】2階
【URL】https://libopac.toho-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BB28212315

スタッフよりオススメの1冊
著者 : 齋藤勝裕
シーアンドアール研究所
発売日 :2022-10-12

【おすすめポイント】
一例をあげると白川秀樹博士の有機伝導体の発見。試行錯誤し繰り返し実験をして、間違えたり失敗したと思われる結果が出ることがあります。しかしそれを失敗と片付けずに、そこから偉大な発見に繋がったエピソードが紹介されています。

【請求記号】404:Sa
【配置場所】習志野:2階
【URL】https://libopac.toho-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BB28204182

スタッフよりオススメの1冊
著者 : 酒井邦嘉
東京大学出版会
発売日 :2016-5-31

【おすすめポイント】
高校の初等レベルの数学で相対論、素粒子論などを解説。科学者たちがどのように未知の問題を解決してきたか紹介されています。196ページ〜「ゆらぎの現象」の最初の例となった「ブラウン運動」についての記述があります。

【請求記号】420:Sa
【配置場所】習志野:2階
【URL】https://libopac.toho-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BB00288371

スタッフよりオススメの1冊
著者 : 東京大学CAST 滝川洋二
三才ブックス
発売日 :2021-12-21

【おすすめポイント】
P84に超伝導が紹介されています

【請求記号】 420.4:To
【配置場所】習志野:2階
【URL】https://libopac.toho-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BB28196450

スタッフよりオススメの1冊
著者 : 低温工学・超電導学会 低温工学超電導学会
講談社
発売日 :2021-12-1

【おすすめポイント】
わたしたちが生活している環境温度から温度を下げていくと、不思議な現象をみることができます。例えばマイナス271℃という低温では電気抵抗がゼロになる超伝導現象が生じます。この本は低温状態で起こる様々な現象が紹介されています。

【請求記号】ブルー420:Te
【配置場所】習志野:1階新書庫右
【URL】https://libopac.toho-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BB00250053

スタッフよりオススメの1冊
著者 : 田中宏幸 大城道則
丸善出版
発売日 :2017-9-30

【おすすめポイント】
銀河系を起源とする素粒子ミュオンは一晩に100万個体を通過します。これまで大雑把にしかわかっていなかったピラミッドや火山などの巨大物体の内部構造がミュオンを用いた科学的手法により明らかになってきました。第1章ではピラミッドとそれにまつわる歴史の概要、第2章ではミュオグラフィの聡明から最近の世界的動向がその原理も含めて紹介されています。どうやって外側からピラミッドの内部を見ることができたのか、とても興味深いですね。

【請求記号】429.6:Ta
【配置場所】習志野:2階
【URL】https://libopac.toho-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BB28235128

スタッフよりオススメの1冊
著者 : 石本健太
岩波書店
発売日 :2025-5-22

【おすすめポイント】
ムクドリの群れの動きを再現することはできるだろうか−この本には自ら動く粒子の振る舞いに条件をつけてコンピューターでシミュレーションをした様子が書かれています。仮想の鳥の群れはどうなったでしょう?2006年に初めて登場した「アクティブマター」という言葉は生まれてこの方、その定義が明確に定まったことはありません。いま、そのメカニズムの解明に期待が寄せられています。

【請求記号】423.8:Is
【配置場所】習志野:2階
【URL】https://libopac.toho-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BB28234386

スタッフよりオススメの1冊
著者 : 井口家成
彩図社
発売日 :2016-2-1

【おすすめポイント】
超伝導という言葉は一度は聞いたことがあるかと思います。超伝導磁石を用いた技術は、リニアモーターカーやMRIなど身近な物だけではなく、ヒッグス粒子の存在を発見したLHC(大型ハドロン衝突型加速器)や構想段階の国際リニアコライダーなど、物理学分野では欠かせない存在の加速器でも活用されています。
宇宙からの電磁波観測・核融合エネルギー・量子コンピュータなど、よく耳にする領域でもかかせない様々な超伝導技術について解説した1冊です。

【請求記号】427.4:Ig
【配置場所】習志野:2階
【URL】https://libopac.toho-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BB00286837

スタッフよりオススメの1冊
著者 : 揚げ鶏々
化学同人
発売日 :2024-5-31

【おすすめポイント】
酸化アルミニウムに様々な元素が不純物として混じることで、ルビーやサファイアなど美しい宝石の色ができるそうです。混じる元素の種類によって色合いが違う宝石ができるのは面白いですね。
本書では、そんな元素の世界をキャッチ―な絵で分かりやすくご紹介しています。

【請求記号】431.1:Ag
【配置場所】習志野:2階
【URL】https://libopac.toho-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BB28224923

スタッフよりオススメの1冊
著者 : 安田正美
筑摩書房
発売日 :2014-6-1

【おすすめポイント】
本書執筆時(2014年)に最先端であった光格子時計「イッテルビウム光格子時計」は、137億年に1秒ずれるかずれないかという精度だそうです。本書では、正確な1秒を刻むための時計計測技術(日時計・クオーツ時計・原子時計など)の歴史と進歩について解説しています。
今では、精度18桁(300億年に1秒ずれるかずれないか)というストロンチウム光格子時計も登場している様です。2025年の3月には、島津製作所が小型化に成功したストロンチウム光格子時計の受注を開始したそうです。1台の価格は約5億円だそうですが。

【請求記号】449:Ya
【配置場所】習志野:2階
【URL】https://libopac.toho-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BB28007253

スタッフよりオススメの1冊
著者 : インフォビジュアル研究所 SEMIジャパン
太田出版
発売日 2025-1-28

【おすすめポイント】
スマホ・パソコン・家電などなど、身の回りの電化製品には当たり前のように使われている半導体。半導体素子のトランジスタ1個の大きさは何と50nm(ナノメートル)で新型コロナウイルスの約半分程度の大きさとのことです。そんな微細な物を作れるなんて、途方もない技術力ですよね。
本書では、半導体の科学的・工学的な知識、半導体の生成過程、半導体産業などなど半導体のあれやこれを、入門者でも分かりやすいように解説しています。

【請求記号】549.8:In
【配置場所】習志野:3階書庫
【URL】https://libopac.toho-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BB28232766

スタッフよりオススメの1冊
著者 : 小林誠
集英社
発売日 :2021-10-15

【おすすめポイント】
KEK(高エネルギー加速器研究機構)の前身である高エネルギー物理学研究所は、1992年9月30日に日本で最初にWebサーバーを公開した組織です。世界で初めてWWWの仕組みを開発したのが、CERN(欧州原子核研究機構)。
今、現代の生活になくてはならない存在であるWebは、日本でも世界でも物理学分野の研究者によって作り出されたものなのですね。いかに物理学分野の研究が大切か、身に沁みます。

【請求記号】429.6:Ko
【配置場所】習志野:2階
【URL】https://libopac.toho-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BB28194260

スタッフよりオススメの1冊
著者 : 岡村定矩 L.L.チャールストン
丸善
発売日 :2009-7-25

【おすすめポイント】
可視光では見ることのできない、星間雲に隠された明るい星たちや遠くの宇宙の姿を見せてくれるのが赤外線です。本書では星たちが放つ赤外線をとらえることのできる望遠鏡で見た宇宙の姿が紹介されています。また、可視光、赤外線、紫外線、電波などの多波長で捉えた見え方の違うケンタウルス座A銀河の写真たちはどれも魅力的です。

【請求記号】440:Ch
【配置場所】習志野:2階
【URL】https://libopac.toho-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BB00171987

スタッフよりオススメの1冊
著者 : ジャンナ・レヴィン 田沢恭子 松井信彦
早川書房
発売日 :2016-6-16

【おすすめポイント】
1916年にアインシュタインがその存在を予言していた重力波が、約100年後の2015年にとうとう直接観測されました。本書では観測、証明された100年の間に、研究や実験に携わってきた様々な研究者のドラマが綴られています。

【請求記号】404:Ig
【配置場所】習志野:2階
【URL】https://libopac.toho-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BB00289017

スタッフよりオススメの1冊
著者 : ニュートンプレス
ニュートンプレス
発売日 :2009-10-1

【おすすめポイント】
月が落ちてこない理由は84-87ページで解説されています。

【請求記号】423:Wa
【配置場所】習志野:2階
【URL】https://libopac.toho-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BB00065591

スタッフよりオススメの1冊
著者 : 平山令明
ソフトバンククリエイティブ
発売日 :2011-10-14

【おすすめポイント】
X線は19世紀末の1895年レントゲンによって発見され、さまざまな分野で利用されています。X線検査(レントゲン検査)・CT検査、空港での手荷物の内部検査、天文学の分野ではX線天文衛星など、宇宙の謎を知る上でも欠かせないものになっています。

【請求記号】 427.5:Hi
【配置場所】習志野:2階
【URL】https://libopac.toho-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BB00249286

スタッフよりオススメの1冊
著者 : ニュートンプレス
ニュートンプレス
発売日 :2025-4-21

【おすすめポイント】
関連記事が以下に紹介されています。
P164:X線天文台
P174:2023年9月7日打ち上げが成功したX線分光撮像衛星「XRISM」

【請求記号】440:Uc
【配置場所】習志野:2階
【URL】https://libopac.toho-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BB28233808

スタッフよりオススメの1冊
著者 : 大栗博司
講談社
発売日 :2013-8-21

【おすすめポイント】
物理学分野では、自然界に存在する4つの力、電磁相互作用・弱い相互作用・強い相互作用・重力、を統一的に説明できる「万物の理論」の研究が進められています。その理論に最も近いといわれている理論が「超弦理論(超ひも理論)」です。本書では、超弦理論の第一人者の先生が理論の内容を易しく解説しています。

【請求記号】ブルー420:Og
【配置場所】習志野:1階新書庫右
【URL】https://libopac.toho-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BB00265046

スタッフよりオススメの1冊
著者 : 広瀬立成
SBクリエイティブ
発売日 :2013-11-6

【おすすめポイント】
“重さ”は日常の買い物で見たり体重を測ったり身近な概念ですが、物理学では“物体に働く重力の大きさ”のことで、厳密には物質の量とは異なります。本書では混同してしまいやすい重さと質量の様々なトピックについて、1テーマ見開きで分かりやすく解説しています。

【請求記号】429.6:Hi
【配置場所】習志野:2階
【URL】https://libopac.toho-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BB00268545

スタッフよりオススメの1冊
著者 : 佐藤勝彦
ニュートンプレス
発売日 :2024-8-17

【おすすめポイント】
現在地を知る際などに GPSはスマホやカーナビでよく使われています。
第6章の相対性理論と現代物理学の「GPSの進化には相対性理論が不可欠」で解説しています。

【請求記号】421.2:Sa
【配置場所】習志野:2階
【URL】https://libopac.toho-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BB28230000

スタッフよりオススメの1冊
著者 : 山ア耕造
秀和システム
発売日 :2023-11-21

【おすすめポイント】
核融合の基本から実用化まで読みやすくまとめてあります。コラム8「映画の中の『核融合』は?」の表にはよく知られている映画名があります。そういう設定だったのかと感慨深いです。

【請求記号】429.5:Ya
【配置場所】習志野:2階
【URL】https://libopac.toho-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BB28215913

スタッフよりオススメの1冊
著者 : 田中拓男
丸善出版
発売日 2016-11-24

【おすすめポイント】
物体を不可視化する技術が光学迷彩(クローキング:cloaking)。光メタマテリアルの応用で解説されています。光学迷彩の実際で著者が注意していることもお見逃しなく。

【請求記号】425:Ta
【配置場所】習志野:2階
【URL】https://libopac.toho-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BB00292238

スタッフよりオススメの1冊
著者 : エネルギー総合工学研究所
西東社
発売日 :2022-9-13

【おすすめポイント】
「エネルギーとは何か」ということを分かりやすく説明しています。202ページにエネルギーハーベスティング(身の回りにある振動や熱などの小さなエネルギーを集めて電気エネルギーに変換して活用すること)についての記述があります。体温の熱を利用して発電するウェアラブル端末や歩行者が通るたびに発電する床発電など、環境にやさしい発電方法が紹介されています。

【請求記号】501.6:En
【配置場所】習志野:3階書庫
【URL】https://libopac.toho-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BB28204438

スタッフよりオススメの1冊
著者 : 松浦壮
ニュートンプレス
発売日 :2023-6-20

【おすすめポイント】
「量子論とは、とっても小さなミクロの世界を支配する物理理論のことです。」はじめにの一行めをなるほどと思う方、頼りになる本です。
「第2章 ミクロな物質は「波」と「粒子」の性質を持つ」でわかりやすく解説しています。

【請求記号】421.3:Ma
【配置場所】習志野:2階
【URL】https://libopac.toho-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BB28213307

スタッフよりオススメの1冊
著者 : 松下安武 江馬一弘
講談社
発売日 :2025-6-19

【おすすめポイント】
かるたの解説にある日本の外村彰博士の実験について、104-106ページに書かれています。興味のある方はどうぞ。

【請求記号】ブルー420:Em
【配置場所】習志野:1階新書庫右
【URL】https://libopac.toho-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BB28234434

スタッフよりオススメの1冊
著者 : アダム・ハート・デーヴィス 山崎正浩
創元社
発売日 :2017-2-10

【おすすめポイント】
物理学の歴史を解説しています。「シュレンディンガーのネコ」現象は、 P143〜で触れられています。

【請求記号】420.2:Ha
【配置場所】習志野:2階
【URL】https://libopac.toho-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BB00293197

スタッフよりオススメの1冊
著者 : 久富隆佑 やまざきれきしゅう
日本文芸社
発売日 :2024-11-29

【おすすめポイント】
2025年は量子力学誕生100周年です。難しそうな量子力学ですが、半導体やレーザー光、MRIなどなど私たちの生活のいたるところに活用されています。この本は量子の世界をイラストを交えて分かりやすく解説しています。「シュレーディンガーの猫」のシュレンディンガーについては、P24に記載があります。

【請求記号】421.3:Hi
【配置場所】習志野:2階
【URL】https://libopac.toho-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BB28229655

スタッフよりオススメの1冊
著者 : ニュートンプレス
ニュートンプレス
発売日 :2016-2-1

【おすすめポイント】
ニュートリノは、物質を構成する最小粒子「素粒子」の一種。2015年のノーベル物理学賞を受賞した梶田隆章博士は、スーパーカミオカンデという巨大な観測施設を使用し、ニュートリノに質量があることを示すニュートリノ振動の発見をしました。この本は素粒子とニュートリノの研究の世界について紹介されています。

【請求記号】429.6:Bu
【配置場所】習志野:2階
【URL】https://libopac.toho-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BB00286548

スタッフよりオススメの1冊
著者 : ニュートンプレス
ニュートンプレス
発売日 :2021-9-15

【おすすめポイント】
54ページに粒子と反粒子の記載があります。

【請求記号】443.9:Uc
【配置場所】習志野:2階
【URL】https://libopac.toho-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BB28193249

スタッフよりオススメの1冊
著者 : 吉田直紀
ニュートンプレス
発売日 :2024-12-16

【おすすめポイント】
宇宙のはじまりは約138億年前、すざましい急膨張を経て現在の宇宙になったと考えられていますが、その詳細はまだわかっていません。宇宙の誕生から歴史、ダークマター、宇宙のはてはあるのか、などといった謎を解説しています。

【請求記号】443.9:Yo
【配置場所】習志野:2階
【URL】https://libopac.toho-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BB28232043

スタッフよりオススメの1冊
著者 : 川村康文
西東社
発売日 :2019-6-15

【おすすめポイント】
身近な現象や技術などの疑問を、わかりやすく物理の仕組みを使って解説しています。例えば32ページの最速のボートの漕ぎ方は、てこの原理を使って考えてみる、このようななるほど!の知識が満載です。

【請求記号】420.4:Ka
【配置場所】習志野:2階
【URL】https://libopac.toho-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BB28211407

スタッフよりオススメの1冊
著者 : ニュートンプレス
ニュートンプレス
発売日 :2025-3-21

【おすすめポイント】
2025年はユネスコが「国際量子科学技術年」と定めた年で、日本物理学会もそちらを記念し、「2025-2027年記念事業」として、様々な事業を行っています。例えば、11月3日を物理の日として制定する、今回の展示で活用している「物理かるた」を作成するなどです。背景には、1925年にハイゼンベルク氏らによる行列力学が提唱されてから100年目の節目の年、ということがあります。
本書は、日本物理学会が監修しており、量子力学の歴史や量子論の解説をはじめ、量子力学の入門的な内容が解説されています。

【請求記号】421.3:Ry
【配置場所】習志野:2階
【URL】https://libopac.toho-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BB28233285

スタッフよりオススメの1冊
著者 : 広中清一郎
秀和システム
発売日 :2010-5-25

【おすすめポイント】
古くから無意識のうちに利用されている摩擦。生活を便利にしてくれる一方で山火事を引き起こしたり、摩耗によるトラブルを引き起こすこともあります。摩耗の抑制には摩擦のコントロールが必要不可欠なのです。摩擦についてやさしく解説されている一冊です。

【請求記号】531:Hi
【配置場所】習志野:3階書庫
【URL】https://libopac.toho-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BB00256647

スタッフよりオススメの1冊
著者 : 田中雅臣
ベレ出版
発売日 :2015-7-23

【おすすめポイント】
星は爆発して一生を終えます。超新星爆発です。その残骸の記録が「明月記」に“客星(かくせい)”として残されています。1054年におうし座のゼータ星のそばに現れた客星は2年間で見えなくなったそうです。昼間でも見えたことからその明るさはマイナス5等級ほどと推測されるとか。金星と同じくらいの明るさです。記録として残したくなったのも頷けますね。
もし超新星を発見した場合には国際天文学連合へご一報を(P.27を参照)。

【請求記号】443:Ta
【配置場所】習志野:2階
【URL】https://libopac.toho-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BB00282455

スタッフよりオススメの1冊
著者 : 遠藤真広
医療科学社
発売日 :2024-8-26

【おすすめポイント】
がん治療に欠かせない放射線治療。時代によってさまざまな放射線治療の方法が登場してきていますが、背景にはアルファ線・X線・ブラッグ曲線など様々な物理学の理論や、加速器など装置の存在があります。
かるたで取り上げている「アスタチン211」の説明はp.79に、アスタチンを作り出した加速器「サイクロトロン」の説明はp.53-に記述があります。

【請求記号】494.5:En
【配置場所】習志野:2階
【URL】https://libopac.toho-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BB28230306

スタッフよりオススメの1冊
著者 : J.Klafter I.M.Sokolov 秋元琢磨
共立出版
発売日 :2018-1-26

【おすすめポイント】
ランダム運動と共に、微粒子の不規則変動を説明する理論としてランダム・ウォーク理論があります。1900年にフランスの数学者バシェリエ氏が、金融商品の値動きが不規則にランダムウォークすることを突き止め、論文として発表しています。ランダムウォーク理論は、不規則な運動を説明する理論として、物理学だけでなく、経済や生物など他分野でも説明モデルとして利用されています。

【請求記号】417.1:Kl
【配置場所】習志野:2階
【URL】https://libopac.toho-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BB28003479

スタッフよりオススメの1冊
著者 : 山本陽平 三谷純
日本評論社
発売日 :2022-8-9

【おすすめポイント】
複雑な連続した幾何学模様の折り方を解説した折り紙の本です。幾何学に“かたち”から入ってみるのはいかがでしょうか?メディアセンターには折り紙の理論の本も折り方の本もありますので、興味がある方はぜひ“オリガミ”で探してみてください。

【請求記号】750:Ya
【配置場所】1階新書庫右
【URL】https://libopac.toho-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BB28204683

スタッフよりオススメの1冊
著者 : 五十嵐杏南
総合法令出版
発売日 :2020-12-11

【おすすめポイント】
イグノーベル賞はノーベル賞のパロディーとして作られた「人々を笑わせ、そして考えさせる研究業績」に贈られる賞です。アンドレ・ガイム博士がイグノーベル賞を受賞した研究は、生きたカエルを強い磁場を使って宙に浮かした実験ですが、ある日研究に行き詰まりイライラした挙句“大人げない行動”をとった挙句の発見だったそうです。p176にガイム博士の解説が掲載されています。どんな“大人げない行動”の結果だったのか、ぜひ読んでみてください。

【請求記号】404:Ig
【配置場所】習志野:2階
【URL】https://libopac.toho-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BB28178847


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