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薬草園の世界
東邦大学 薬学部 生薬学教室
小池 一男
■□■写真<クリスマスローズ>■□■

▼2月下旬の薬草園にて撮影。

■□■ クリスマスローズ薬用部位 ■□■

 クリスマスローズの根を薬用に用います。

  • 強心
  • 吐剤
  • 下痢

 に用いられます。

■□■ 有毒植物 ■□■

 全草が有毒です。
 症状としては、嘔吐、呼吸困難、心臓麻痺などがあげられます。
  死に至る危険もあるので絶対に口にしないで下さい。子供やペットが誤って食べることのないように注意が必要です。

■□■ クリスマスローズ ■□■

★クリスマスローズ★

 クリスマスローズという名から、バラ科と思いきや、フクジュソウと同じキンポウゲ科の植物です。

 名の由来は、クリスマスローズと日本で呼ばれている種の中の一つである“ニゲル種”がクリスマスの頃にバラのような花を咲かせることからつけれられました。
  ヨーロッパでは、この“ニゲル種”のみをクリスマスローズと呼んでいるそうです。

 また、古代ギリシャ時代には頭を良くする霊薬として哲学者などが好んで飲んだとさ れています。
 学名(Helleborus niger)の元はギリシャ語の「Helenin =殺す」+ 「bora =食べ物」 の意味から来ています。

 多くの園芸種が栽培され、花の少ない冬から春にかけて庭を彩る花として愛されています。


▲クリスマスローズのおしべとめしべ (2003.02.21薬草園にて撮影)