西洋医学で用いられているほとんどの合成医薬品は植物をルーツにしたものですが、現在、ヨーロッパではハーブやアロマテラピーが植物療法として盛んに行われています。
東邦大学薬学部では薬草園に、ハーブを中心としたmedocinal herb garden を併設し教育・研究に用いています。学生実習でも漢方と共にアロマテラピーを取り上げて実習していますが学生の反応も好評のようです。
4年前にスタートした漢方フォーラムにつづき、今回は「統合医療における植物療法」をテーマにして第1回ハーブ・アロマテラピーフォーラムを開催致しました。この分野は日本の高齢社会における医療の一端を担う、また薬学部出身者の活躍できる領域の一つとして発展して行くものと期待しております。
鳥居 鎮夫
(東邦大学医学部名誉教授・日本アロマテラピー協会会長)
山本 竜隆
(統合医療ビレッジグループ総院長)
林 真一郎(グリーンフラスコ 薬剤師)
酒井 美佐子(統合医療ビレッジ 薬剤師)
塚本 麻美(アポプラスステーション 薬剤師)
村上 志緒(東邦大学薬学部生薬学教室)
※パネルディスカッションは中止になりました。