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L型T型デュアルカルシウムチャネルブロッカーの発見と展開難易度3 おわりに これまでジヒドロピリジン系カルシウム拮抗薬は作用時間の長短をもとに分類され、論じられてきましたが、それだけでは新しいタイプの治療薬の特徴を把握するには不十分です。そこで近年、作用部位や作用するチャネルのタイプによるカルシウム拮抗薬の分類が取り入れられてきました。ベラパミル、ジルチアゼムなど心臓と血管とに選択性がないもの、ニフェジピンなどL型カルシウムチャネル阻害に基づく高い血管選択性を有する従来型のジヒドロピリジン系カルシウム拮抗薬、そしてL型カルシウムチャネル以外のカルシウムチャネルを遮断する作用を併せ持つデュアルカルシウムチャネル拮抗薬とに分類する方法です(表2)。
『エホニジピン物語』を創った東邦大学薬学部薬物学教室のメンバー(年代順)大学院生松田智行 増宮晴子 関根俊行 四十九俊徳 谷口晴頼 加瀬準也 行方衣由紀 武田健太郎
卒業研究生寺田美由紀 鈴木麻里子 |