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東邦大学名誉教授
相川 厚

 | TOP | 腎不全とは | 小児腎移植への挑戦 | 腎センター | QandA |  最終更新日:2005.4.11

小児腎移植への挑戦

 

小児腎移植への挑戦

全国から集まる子供たち

 東邦大学付属大森病院腎センターへは全国の施設から紹介され腎不全で苦しん でいる子供たちが集まってきます。ほとんどの場合、両親(特に母親)からの腎 提供の申し出があり、生体腎移植が予定されます。

 北は弘前、南は九州、沖縄ま で全国の小児科医、泌尿器科医の先生方から紹介されます。

 移植後状態が安定す れば、落ち着いた段階(通常1−2ヶ月)で紹介された地元の先生にお願いし、外来で経過を診ていただきます。

 問題がおこれば、連絡していただき、話し合いの上方針を決め、地元で治療するか、当院に来ていただくかを決定します。大森病院 の利点は羽田空港に近く、遠くから来られ、東京に慣れていない方でも飛行機を 利用すれば、それほど時間がかかりません。夏休み、冬休み、春休みなどを利用 して外来を訪れる子供たちも少なくありません。

 また1年、3年、5年、7年、10年 と定期検査で入院され、腎機能だけでなく検診をしています。

 最近1年では熊 本、長崎、金沢、群馬、茨城と各地の先生がたから紹介を受け、みなさん移植し て元気になって地元に帰っていきました。

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