東邦大学名誉教授
山内 長承
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2.今後の取組み

マルチメディア教材の探求


これから本格的に製作

  • どう作ればいいのか?
    • わかりやすさ?
    • 興味をつなげるか?
    • クリエータとしての勉強が必要か? − 多分yes
  • どう評価するのか?
    • これから考えなければならない
  • どういう対象で、どういうやりかたをするといいのか?

いろいろな技術をどのように教材作成に利用するか

今回は音を組み合わせていませんが、ナレーションを用いてより分かりやすく したり、BGMを組み合わせて受講者の緊張と緩和をコントロールすることができるでしょう。また、アニメーションにしても現在は2次元ですが、3次元画面を利用することもできます。

これらの技術やノウハウは、たとえばテレビの教育番組を作るときにさまざまに開拓されているの だろうと思いますが、教員や学生がそれを学んで利用するところにはなかなか至っていません。学びつつ試すプロセスが必要です。

作成を容易にするツール技術の習得

現在は、本格的なマルチメディア教材を教員や学生が作成するには、手間がかかりすぎますし、本格的なツールや機材は非常に高価です。 モルフィングは手間のかかることをコンピュータによって簡単にしてくれます。これに類するコンピュータツールを拡充して、 素人である教員や学生が、ある限定された範囲のマルチメディア教材を容易に作れるようにすることが必要です。マルチメディアのプロを頼んで 作成すると、すばらしいものができますが、コストもかかるし、現場で教員や学生が自分の教育に適した自前教材を作ることができません。 教員や学生が自分の手で、そこそこ魅力的な教材を作れるだけの環境を作れないものかと思います。徐々に経験をつんで、自前教材作成のツールと ノウハウを蓄積し、それを教員間で共有してゆきたいと考えています。



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