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東邦大学名誉教授
渡辺 恒夫
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幻想実験室への扉

明晰夢実験の手順

  1. アンケートにより明晰夢体験者を被験者として選ぶ。
    • 自意識尺度調査
    • 『TCT創造性検査』
    • 『SA創造性検査』
    • 金縛りの経験頻度
    などのアンケート調査を平行して行い、明晰夢を見やすい被験者の性向も合わせて調査する。

  2. 睡眠実験 (終夜)
    • 脳波、眼電図、筋電図、呼吸運動のポリグラフを同時記録

    • 睡眠段階を判定
      • レム睡眠であることを確認して被験者を起こし、夢の内容を報告

    • 明晰夢を見た場合には、あらかじめ決めておいた合図(眼球運動、手を握るなど)を送る

  3. 明晰夢合図のあった時刻のポリグラフから脳波の解析を行う

明晰夢終夜実験被験者募集!←現在、募集は休止しています。

◆最近の著書・論文紹介

  • 渡辺恒夫著『人はなぜ夢を見るのか:夢科学四千年の問いと答え』(京都:化学同人、2010年5月31日刊、1700円) ⇒「目次」と「あとがき」へのリンクが、「夢研究の概観」のページに張ってあります。
  • 『現代思想』(青土社)2004年1月号(特集:マトリックスの思想)、pp.214-227掲載の、 「明晰夢、死、転生:世界という夢から覚めるために」のプレプリントPDF版をアップロードしました。
  • 別冊宝島編集部編 『昨夜見た夢から「あなた」がわかる夢分析』 (宝島文庫、2008)、取材協力。
  • Erlacher, D., Schredl, M., Watanabe, T., Yamada, J., & Gantzert, F.: The incidenvce of lucid dreaming within a Japanese uniersity student sample. International Journal of Dream Research, Vol,1, 39-43, 2008.

 

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渡辺恒夫個人ブログで 「夢の現象学」シリーズを始めたので、興味のある方はご参照下さい (なお、個人ブログの内容について東邦大学は責任を持ちません)。