BioLTop 東邦大学生物多様性学習プログラム
 トップ > 地域研究 > 地域自然環境調査 千葉県白井市

白井市環境調査−4− 鳥類調査例

東邦大学東京湾生態系研究センター

1.ホオジロ・ウグイス

2005年3月26日

ホオジロ・ウグイスの個体数推定

 ホオジロ、ウグイスは繁殖期になわばりを持ち行動範囲が限定され、特徴的な囀りを頻繁に行う。これらの種は繁殖期の限られた期間で、なわばり記図法により比較的容易に個体数推定が可能であると考えられる。

 白井市環境調査 ホオジロ・ウグイス調査票(90kb)

▲ページトップへ

2.ヒバリ

2005年4月17日

ヒバリの草地利用状況

 白井市内に数多く点在する草地は白井市を特徴づける景観の一つといえる。二次草原はその由来や利用状況、管理形態などにより植物の生育状況が異なり、それが動物の生息状況にも影響を及ぼすと予想される。
 ヒバリは草地を主な生息場として利用し、繁殖期になわばり内で特徴的なさえずりを行うため確認が容易な鳥類である。それぞれの草地の状態とヒバリの生息状況との関連を調査することにより、白井市内でどのような草地を保全していくべきか考えるための有効な情報が得られる可能性がある。

 白井市環境調査 ヒバリ調査票(64kb)

▲ページトップへ

3.オナガ

2005年4月17日

オナガの群行動の追跡調査

 オナガは果樹園や農耕地のある集落、樹木の多い市街地に棲息し、白井市の平均的な環境を特に好む傾向のある鳥類である。オナガは数羽から数十羽の群で生活しており、白井市内でも群で移動する姿をよく見かけることができる。姿と鳴き声は特徴的で、見分けるのが容易な種類である。またオナガは同じ時間帯に同じルートを通ると言われている。この調査ではオナガの群を追跡し、白井市内の環境をどのように利用しているのか明らかにすることを目的とする。また生物の行動調査の一例として参考となればと思っている。

オナガ調査例−1

「一つの群の行動範囲の推定と環境をどのように利用しているかを観察する場合」

▲ページトップへ

オナガ調査例−2

「白井市内のオナガの群の分布と群の数、個体数を推定する場合」

 白井市環境調査 オナガ調査票(47kb)

▲ページトップへ


All Rights Reserved Copyright / Department of Biology, Faculty of Science, Toho University