掲載:2015年2月10日

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ベーリング海で底延縄漁により2羽のオキノタユウが混獲される

 2014年9月7日に、ベーリング海の北緯58度47分54秒、西経177度43分36秒で、底延縄漁により同時に2羽のオキノタユウが混獲されました。そのうち1羽は、付いていた足環から2009年5月に鳥島燕崎の従来コロニー西地区から巣立った5歳の個体だと判明しました。しかし、もう一方は死体が回収されず、詳細はわかりませんでした。
  この混獲が発生した時、船の周囲に約70羽のオキノタユウが群れていたということです。こうした大きな群れが見られた時には、縄入れを中止して、群れから船を遠ざければ、混獲を回避することができるはずです。

 http://alaskafisheries.noaa.gov/cm/info_bulletins/bulletin.aspx?bulletin_id=9677
 http://alaskafisheries.noaa.gov/protectedresources/seabirds/stal_Sept14Bulletin.pdf