写真で見る「植え継ぎ」

ここでは植え継ぎの方法を写真と、簡単な解説でご紹介します。

水を減らす。

新しく用意したペットボトルのフタを開け、水面がボトルの肩のあたりになるまで水を減らす。
これには、水の表面積を広げ、ゾウリムシの呼吸のためのガス交換をしやすくする目的があります。

「強力わかもと」

「強力わかもと」をペットボトルの水の中に入れる。錠剤は瓶のフタに出し、そのままペットボトルの水へ。

培養液を入れる

培養の元となるゾウリムシ(ゾウリムシ培養液)をペットボトルの水に少量移し入れる。

フタを乗せる

培養元と、植え継ぎをしたペットボトルにフタをし、アルミホイルを被せる。
このとき、フタは乗せるだけ。

 
補足

培養元の容器にも
「強力わかもと」を1粒入れておく。これで培養元は次の増殖を開始する。

  これで植え継ぎ作業は終了です。  

山名(中野) 憲明
やまな(なかの)のりあき
 元、東邦大学理学部
 生物学科実習準備室




現在の培養風景

観察中

ゾウリムシの顕微鏡写真
拡大画像


 ゾウリムシの培養は、趣味で飼っているメダカの稚魚の餌を確保しようとしたのがきっかけです。
 何とか簡単なゾウリムシの培養法がないか探っているうちにのめりこみ、今回の方法に辿り着きました。

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