2004年度のマルチメディアを利用した教育・研究方法の企画や運営の支援の一環として、メディアネットセンターと佐倉看護専門学校、船橋市立看護専門学校、東邦大学医学部看護学科の4者による看護実習教材を開発しています。
初めての試みでありほぼ一年に及ぶ長期のプロジェクトで、貴重な経験を積むことができました。
特に教材作成の過程では、同じ看護技術の教育でも細部に至っては、如何に多くの相違点があるか、またその違いついてより具体的に認識することができました。
このプロジェクトは3年間の継続を予定しており、現在も2006年度のプロジェクトが進行しています。
※このプロジェクトは、文部科学省サイバーキャンパス整備助成事業です。
看護師として求められる看護技術は高度化・複雑化し、看護基礎教育の中での確実な技術の習得が求められています。しかし、規定の講義や演習時間の中のみでの完全な習得は困難であり、主体的な学習活動が欠かせません。そのためには教員の講義やデモンストレーションの重要なポイントを動画で再現し、学生が知識や技能の自己学習をサポートする教材が必要です。そこで、学習者のニーズに応じて繰り返し学習可能なメディア教材の開発を試みました。
『バイタルサインの測定』 船橋市立看護専門学校
『採血』 東邦大学佐倉看護専門学校
『清拭』 東邦大学佐倉看護専門学校 船橋市立看護専門学校
『輸液ラインが入っている患者の寝衣交換』
船橋市立看護専門学校 東邦大学佐倉看護専門学校 東邦大学医学部看護学科